進学Q&A

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専門学校ってどんな学校?大学とどう違う?

専門学校とは、職業や実際生活に必要な能力を育成、または教養の向上を目的とする教育機関です。都道府県知事の認可を受けて設立され、修業年限1年以上、年間授業時間数800時間以上、学生数が常時40人以上などの基準をクリアすることが設置の条件になっています。
教育の面では専門学校の場合、実習がカリキュラムに多く組み込まれており、即戦力重視の傾向が見られます。
大学の場合は、実習が少なく、学問的な探究を深める傾向があります。専門分野に関する幅広い知識を学び、一般教養などにも多くの時間が取られています。
大学では社会のいろんな物事を統合的に学び専門的な研究をするので、学んだことがすぐ職業と結びつかないこともあります。自分が就職したい分野が決まっていて、その職業に就くために必要なことをしっかり学びたい方は、専門学校をひとつの進路として考えてみることをおすすめします。

専門学校に進学することの利点は?

専門的な技術、資格を修得するので、その分野における就職に有利です。

就職するには専門学校と大学・短大ではどちらが有利?

平成18年度の就職率では、大学卒63.7%、短大卒67.7%に対して専門学校卒は79.7%となっており、数字の上では専門学校が有利と言えます。これは職業に直結した資格や専門技術を修得していることが、企業に評価されているためと思われます。

金銭的に不安があるのですが。

認可校であれば、学生として学割や奨学金の交付が可能です。また、公的な奨学金制度として日本学生支援機構や市町村奨学金、提携教育ローンなどがある場合もあります。その他、学校独自の奨学金制度や特待生制度のある学校もあります。
一度各学校に問い合わせてみるとよいでしょう。

学生寮や下宿、マンションは紹介してもらえますか?

学校によって違ってきますので、資料請求や問い合わせをしてみてください。

専門学校を卒業後、大学や大学院に進学することは可能ですか?

修業年限が2年以上で一定の要件を満たす学科を修了すると、大学の編入学試験を受験することが可能です。
また、修業年限が4年以上で、一定の要件を満たす学科を修了すると、「高度専門士」の称号が与えられ、大学院入学資格が付与されます。

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